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●第1章 計画の概要
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●第1章 計画の概要
1 計画の見直し
(1)市地域福祉計画の策定(平成19年2月)
近年の社会経済情勢の変化や、少子高齢化、家族形態の変化等により、市民の意識や価値観が 多様化するとともに、地域住民相互のつながりが希薄化するなど福祉を取り巻く環境は大きく変 化してきました。
このため、高齢者の孤立死、子育て家庭の孤立、児童虐待、配偶者等からの暴力、ひきこもり などの新たな社会問題が発生してきており、それらの問題を解決するためには、公的なサービス だけでは対応が極めて難しい状況となっていることから、地域における住民相互の助け合いや支 え合いがますます重要な課題となっています。
一方、ボランティアやNPOなどによる活動が活発化するなど、市民の意識も大きく変化して きています。
このような中、国においては平成 12 年 6 月に改正した社会福祉法の中で、今後の社会福祉の 基本理念の一つとして「地域福祉の推進」を掲げ、これからの福祉は、限られた社会的弱者に対 する公的なサービスとしてではなく、地域に暮らす様々な人々が抱える生活課題を、地域住民、 事業者、行政など地域の様々な主体が互いに協力して課題解決を図るものであるとしています。 また、地域福祉を推進するための具体的な方策として、「市町村地域福祉計画」の策定に関す
る規定が新たに設けられました。
このため、本市においては、地域の特性や実情を踏まえながら、多くの市民や団体が主体的に 福祉活動に取り組み、ともに助け合い支え合う地域社会を基盤とした地域福祉の推進を総合的か つ計画的に進めていくための基本的な指針として平成 19 年 2 月に「いわき市地域福祉計画」を 策定しました。
(2)新・市地域福祉計画の策定
平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、本市に甚大な被害をもたらしました。455名の 方が亡くなられるとともに、建物被害も約9万棟に及びました(平成26年2月末現在)。
私たちは、大震災の多大な犠牲と混乱を忘れることなく、大震災から得た貴重な教訓と経験 を踏まえ、災害時要援護者支援のあり方や日常における地域福祉活動の推進等について再検討 することとしました。
また、計画策定後における本市の福祉の状況やボランティア活動の状況、さらには社会状況 の変化等を踏まえ、平成19年2月に策定した「市地域福祉計画」を見直し、新たに「新・市地域 福祉計画」を策定することとしました。
さらに、より効果的、効率的に地域福祉を推進するためには、いわき市社会福祉協議会との 連携が不可欠であることから、同協議会の活動計画である「第3次地域福祉活動計画」と一体的 に見直すこととしました。
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●第 1 章
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●2 計画の位置づけ
「新・市地域福祉計画」は、市民福祉の増進のため、社会福祉法第107条に規定する「市町村地 域福祉計画」として、いわき市が策定する行政計画です。
(1)新・いわき市総合計画(ふるさと・いわき21プラン)との関係
本計画は、「新・いわき市総合計画(ふるさと・いわき21プラン)」を上位計画とし、同計画 の基本理念に基づいた、福祉分野における総合計画となる計画です。
(2)保健福祉分野の個別計画との関係
本市の保健福祉分野に関する計画としては、高齢者施策分野の「市高齢者保健福祉計画」、障 がい者施策分野の「新・市障がい者計画」、児童施策分野の「新・市子育て支援計画」及び保健・ 健康施策分野の「健康いわき21」「市食育推進計画」があります。
本計画は、これら個別計画が持つ個別・専門的な考え方や取組みを、「地域で暮らす市民」の 視点から総合的に横につなぐ計画として位置づけます。
つまり、分野別の個別計画による施策・事業を、誰もが地域で豊かに生活できるために、よ り効果的に展開していく仕組みをつくることが地域福祉計画の目的です。
新・地域福祉計画の位置づけと個別計画との関連
新・地域福祉計画
:新・地域福祉計画の範囲 ・市総合計画と各個別計画に共通の理念を相互につなぐ
・各個別計画と一定の整合性・連携を図る
・公的サービスの数量的目標は各個別計画において設定 基本目標4 地域福祉を担う人づくり、組織づくり
基本目標5 地域福祉を推進するための環境づくり
いわ き市 社会 福祉 協議 会
健康 いわ き2 1
地域 福祉 活動 計画 新・
障が い者 計画
新・ 子育 て支 援計 画
地域福祉を推進する上での5つの柱 食育
推進 計画
(行政・事業者・住民等の役割・協働、福祉サービス利用者の権利、福祉サービスの 質、福祉サービスの充実・開発、住民参加など)
新・いわき市総合計画
ふるさと・いわき21プラン
地域福祉を推進する上での共通の理念
高齢 者保 健福 祉計 画
基本目標1 共に生きる社会の実現 基本目標2 災害時要援護者支援体制の確立 基本目標3 地域福祉を推進するためのしくみづくり
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●3 計画の期間
保健福祉分野における各個別計画の計画期間は以下のとおりです。
本計画については、各個別計画の計画期間を踏まえ見直す必要があることから、新計画の期 間を平成26年度から32年度までの7年間とし、その中間年度である平成29年度に、必要に応じ 見直しを行います。
25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36(年) 中間見直し
地域福祉計画 高齢者保健福祉計画 障がい者計画 障害福祉計画
子ども・子育て支援事業計画 食育推進計画
健康いわき21